「気球からアリスへ」
空色の 気球に乗って
旅をしないか? 宇宙の果てまで
透きとおった 空気の道をたどって
ほら 真下には遊園地が見える。
観覧車に並ぶ列のなか
赤い風船のひもをにぎった 女の子の手は
とてもやわらかそう。
僕たちの抱えていく荷物は大きい。
でもきっと 上にいくほど 軽くなるのだろう。
かなしいことは、少しずつ地上におちて
少しずつ消えて、とけていって
きっとすごく楽しいことだけが
ポケットのなかに残るんだ。
きらきら かがやきを増しながら・・・。
世界は
チェスの板さながら!!
アリスは
八番目の目で 王様を人質にとって
たのしそうに微笑んでる。
空色の気球は どこまでも上へ。
ときどき、リンゴをかじったりしながら
気球からアリスへ手をふって
ゆっくり旅を たのしんでいこう。
*気球からアリスへ*
気球を扱う詩といえば、やなせたかしさんだとわたしはおもっています。
今はもうどこへいったかわからなくなりましたが、小学生のころ家にちいさな本があって、
それがやなせさんの詩集だったのですが、中の詩に「レモンの気球にのって・・・」
というものがあって(たしか)、絵付きですごくいいかんじでした。
ので、気球の詩を書くことは、あるいみわたしの憧れ。(そして妄想・・・)です。
しかし、詩っていうのはやっぱりむつかしいものです。
この詩から、何かをかんじていただければ、幸いです。
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